10月に入り、ロフト付きの物件情報を聞きつけ場所を確認、早速現地に向かったのです。

それは林道斜面の木立の中に鎧戸をまといたたずんでいました。

すぐに現物の確認に入っていきました。長年放置されていたため荒れていましたが、レイアウト・設備は申し分なし。
当然の如く屋根からの雨漏れや小動物の侵入があったり、外装もガラスの割れやウッドのため手を入れ仕上ないと
居住のための使用には耐えられない状況です。少し考えた末移動を決意、現地から松川まで運ぶことにしました。

  
重機を使い林道の拡張工事と下草刈り、そして国道までの移動作業が始まる。方向転換後、更に大型の重機も
もう1台加わって、傾斜のきつい荒れた林道の下りを約200m降りることになった。国道脇まで出るのに2日間!

≪陸送を待つ≫ 既に林道を移動の間にも軒や電源ケースは悪路や雑木のため破壊されて行く。浮石を噛み
タイヤホイールのリムもグニャグニャ、タイヤの脱落やハプニングが続出の難作業でした。屋根の積り積もった
大量の松葉を落とし突起となる煙突を外す。それでもまだ高さは4.2m、幅3.7m×長さ12m、8t の巨体!

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