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NSRとの出会い   






















  HONDA NSR 250R SP 89’




私がNSRを知ったのは専門学校生だった19歳。
周りの友達の殆どがバイク好きで、部屋にはバイク雑誌があふれていた。
中でもNSRはWGPなどの活躍やバリ伝などにも登場し、特別なバイクとして自分の中に刻まれた。

初めて2ストのバイクに乗ったのもこの時期。友達のHONDA−NS400Rに試乗させてもらったときのこと。
「2ストは凄い加速だよー!」と言われ、中免取りたての私は興味深々。いきなりスロットルをガバッと
開けてしまった・・ が、それからの加速は今でも忘れられない! 2ストながら低速からのトルクは意外と
あり、ぐいぐい加速していく。ある回転数からいきなりドカ−ンとまた加速!「うわぁー!すげぇー!!」とニヤ
けていると、またまた凄い加速が!!!「 ぁぁ......... 」 オシリがシートからずれるのが自分でも分かった・・



衝撃的な2ストとの出会いで、自分が乗るのは2ストしかないと決めた瞬間でもあった。。





専門学校を卒業し社会人になった年、早くも2ストに乗るチャンスが訪れた。
会社の先輩から SUZUKI−RGΓ250(3型) を譲り受けたのだ。調子はそこそこだったが、2ストに
乗っているという優越感でいっぱいだった。仲間とのツーリングや単独ツーリングなど、あちこち乗り回した。









初めて自分のNSRとなったのは NSR50レーシング こちらも友人から譲り受けた物。
レーシングとはいっても市販のNSRをサーキット使用にしたものなのだが、さすがNSR!
今まで乗った50ccでは一番エキサイティングです!2年間でしたが良い経験となりました。

カラーリングは「バリ伝」のガンボーイカラーです。。








1996年 秋 ついに手にしたNSRは、 89’NSR250R-SP [銀テラ]

始めは89’の青のテラカラーを探していたのだが、友人の知り合いから「89’SPを売りたい人がいる」
との話を聞き、早々現車を見に行った。試乗してよいとのことだったので、迷わず乗らせていただいた。
またがった感想は、NSR50がそのまま大きくなったという印象。ポジション的にも50とあまり変わらない。
しっくりくる感じだった。そしてエンジンを掛けクラッチをつなぐと、意外にトルクがあることに驚いた。
少々上り坂ぎみの道をあまりアクセルを開けていないにもかかわらず、ぐいぐいと加速していくのだ。
同じ250ccのガンマとはまったく違う・・ あたりまえなのだが、かなり感動した。 曲がりくねった広い道
を快調にとばす。思ったラインにスッと入っていくのにはまた驚かされた。かなりのスピードで入っていっ
てもコ−ナリング中にラインを変えられるほどだ。ん〜「凄い!乾式クラッチの音も新鮮だ!」 試乗後そ
の場でご契約。25万で譲り受けた。(当時中古車で30万位、下取りは20万位、中を取っての価格だった。)





しかし、購入当初からあまり調子良くなく、片排に悩まされ続ける日々・・
ついには片排の原因を探ってる最中に焼き付かせてしまう結果となってしまった。(2001年秋)
(調子が悪かったせいもあり、これまでの写真が1枚も無い。写真を撮る余裕すらなかった・・)




そして

2005年夏 オークションにて偶然、清水雅弘選手のレプリカヘルメットを見つけ落札。
ガレージの片隅に追いやられたNSRを直すことを決意し、冬を目前についに復活したのです!