葉





造っています〈前回分〉

現在施工中のお宅を様子を工事進行に合わせて
ご紹介します。
SCの家造りを具体的に分かっていただけると思います。

全ての礎 基礎

根堀

『ソーラーサーキットの家』は
[べた基礎]工法なので
まず全体を掘ります。
次に地中梁の部分を更に掘り形を整えます。
根堀
砕石

根掘り済んだら砕石を入れます。
この時しっかり突き固めます。

捨てコン

外回りの立ち上がりの部分には
枠を入れるので[捨てコン]を打設。
当然、下側には[防湿フィルム]を敷きます。
捨てコンの上に敷いた方が仕事は楽なのですが、
枠を入れる基準の印(墨出し)がフィルムで
見えにくくなるのでこのようにしてます。
捨てコン
外枠入れ

根外回りの枠が入りました。
砕石も全体に入りました。
低くいところが地中梁になる部分です。
東西にきちんと通っているのが
お分かりになると思います。
砕石
配筋

外枠が入ると砕石の上から
『防水フィルム』を敷きます。
次に外回りに断熱材の
『カネライト50o』を敷き、
地中梁の配筋をします。
配筋

全体の配筋が完了したところです。

従来の基礎のように布基礎がないと
構造上で不安を感じる方もいると
思いますが
地中梁が縦横にきちっと通っていますので
通気のために切れ切れになっている
布基礎よりも確実で信頼がきるのです。
配筋

〔ポスト〕部分の配筋です。
仕上がった状態は
独立基礎のように見えますが、
本来は地中梁の交差部分に設け、地中梁の
強度を補完するためのものです。
土間コンクリート

配筋が終わるといよいよ
土間コンクリートを打ちます。
作業のポイントは如何に手早く行うかです。

外回りの断熱材にコンクリが出来るだけ付着しないように気を
つけながら作業します。
内枠入れ

土間コンクリートが乾くと内側の
枠入れになります。
床下ダンパーのスリーブ入れ、
鉄筋の再調整もここでします。
アンカーボルトは後で入れずに、
この時点で正確に設置します。
専用の部材もありますが、
写真のような自家製の手軽な
ものの方が、融通も利いて、
正確にできます。
勿論コストも少なくなります。
ポスト枠入れ

〔ポスト〕部分の枠はスリーブを
使います。
ポストが円柱形なのは
風の通りが
スムーズにいくためです。










前ページへ戻る。


葉