スポーツ障害と針灸

最近、余暇の充実や健康管理のため、ジョギングをはじめ一般に市民スポーツが普及しています。しかし、十分な準備体操をせず急に運動を始めたり、若い頃と同じような気持ちで始めたものの体がついてこず、いろいろなケガや故障をしたという話をよく耳にします。また、勝つことを目的とした競技スポーツの分野においても、個人の持つぎりぎりの能力を引き出すため、overuse(使いすぎ)になり、ケガや故障が発生しやすくなります。鍼灸治療は、野球、サッカー、テニス、ラグビー、バレーボール等の球技や日本の伝統的スポーツの相撲、柔道等格闘技の障害の治療にも大活躍しています。
また、鍼灸は血液の循環を良好にし、新陳代謝を促進するなど疲労回復に大きな力を発揮することから、練習の疲労を取り除き、故障やケガの予防、試合前の調整、精神の安定を図るなど練習や試合に万全の態勢で臨めるよう役立っています。特にプロ野球やJリーグ、陸上などのチームには鍼灸師の資格をもつトレーナーが常にチームに同行し、選手の故障や健康管理になくてはならない存在として活躍しています。
当院では、スポーツ鍼灸師として専門に治療いたします。
1998年の長野冬季オリンピックでは当院2階の道場において、カナダをはじめ世界の選手にボランティア活動として無料で針灸治療を行いました。
治療を受けるケビン・オーバーランド選手 マリアンヌ・ティメル選手との写真
スピードスケート男子500M
銅メダリスト
カナダのケビン・オーバーランド選手
スピードスケート女子
1000M・1500M
2つの金メダリスト
オランダのマリアンヌ・ティメル選手

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