お米をポンする

ここではお米をポン菓子機で製作しています。



・準備
いよいよ始まります、といってもいきなり材料は入れません。
ガスボンベと回転用のバッテリーを用意して接続します。
・余熱
コンロに火を入れ釜を回転させます。
この時にコンロの空気調整をします、赤い火が出ないように調整します。
余熱時間は4〜5分位やれば十分です。
釜が温まっていないうちに材料を入れると良いものが出来ません。
・材料投入
レバーを上げ釜の口を上に向けて材料を入れます。
機械の種類、材料によって入れる量が違いますので注意。
量が少ないと大きくならなかったり、多すぎるとまんべんなく攪拌されず、むらが出たり打ち出しの時出口で詰まってしまうこともあります。
・蓋を閉める
熱いので軍手やタオルで爪を持ちながら締め棒で締め付けます。
毎回強く締めすぎると早くパッキンが駄目になるので程々にします。
蓋を締めたら火をつけ釜を回転させます。
・異常が無いか確かめながら待つ
露店を出す場合は、この時間を使ってお客の対応、火の点検、糖蜜作り、味付け、袋詰め、ガス量の点検といろいろな作業が待っている。
うまく打てるように祈りながら待とう。
・圧力
圧力は材料が温まって中から水蒸気が出てくるまではゆっくりと、それを過ぎるとどんどん上がるので注意する。
5〜6分しても圧力が動かない時は、圧力計の故障か釜から圧力計に通じる孔の詰まりが考えられるので時間で判断します。
・慌てず素早い行動
圧力が規定値まで上がったらコンロの火を止め、釜の回転を止め、爪を上向きにして網をセットします。
網のセットが不十分だと打った時に網と材料が5m近くも飛んでいってしまうので確認は忘れずに。

・ここを叩く
いよいよ本番です、上から出ている爪を思い切って叩きます。
皆を驚かせるには黙って打ちましょう (^o^)丿。
・爆破
かなり飛び散ります。
爆破後
ここでのんびりしてはいられません、網を素早くはずします。
・釜の中の材料を出す
釜の口を下に向け残った材料をかき出します。
・出来上がり
今回は一升作りました。
直径60cmのたらいに深さ13cm程は入っています。


味付け
・比較
同じ数のお米です、これだけ大きくなりました。
お米の水分量で大きさに差が出ます、古いお米ほど小さくなる傾向があります。