サンダーソニアの栽培基礎知識(一般常識)

(1)学名と自生地

サンダーソニア オーランティアカ(Sandaersonia )は、南アフリカのナタール地方自生する百合科の球根植物です。
 本種は一種一属で、別名クリスマスベル(Chrisms-bells)・ちょうちん花(Chinese-lantern-lily)とも呼ばれています。
1851年に、この植物を発見したナタール入植者(John sanderson)の名に由来しています。

(2)生育特性及び管理


本種の球根は比較的耐寒性が有り、暖地の露地で越冬します、なお寒地の地方でもコモ等で凍らないように管理すれば越冬も可能です。生育地方の気温にもよりますが、早春に発芽し5〜6月にかけて開花します。
 球根は棒状で二またになっており(まれに玉状)先端にそれぞれ一つの芽があります。(先端部の芽は大事に扱ってください),順調に生育すれば秋には一つの芽の先端にそれぞれ球根が出来ます。(2個の球根)
 切花にする場合は葉を二枚以上残すようにして下さい,(根元から切ると来年の球根が小さくなります)。
 球根を冷蔵庫で保存(4℃)して植付け時期をずらせば年中楽しめます、保存中球根が比較的腐りやすいので、ベンレート等の殺菌剤で消毒してから保存します。
 切花にした場合水揚げは良いので水揚げ材等は不要です。
植付けに際しては三cm位覆土し、水分を切らさないように管理してください。
なお先端部の芽を落とすと発芽しません気をつけて下さい。

(3)実生での管理

実生での栽培では充分な球根を得るまでに約三年を要します、二年目でも管理さえ良ければ充分切花(5個以上花をつけます)を楽しめます。
 サンダーソニアは一つのさやから約40粒の種子が採取できます。(花を取って種子が出来ないようにすると球根が大きくなります)。
 種子は低温に合うと発芽をしますが発芽率はあまり良くありません。採取した種子を砂とピートモスを半々に混ぜて浅いガーデンパンに入れて戸外で低温に合わせます。
 春になったら排水の良いペットに砂とピートモスを混用した用土を上から薄く覆土します。15〜20℃で発芽をする。(すぐには発芽しない)
発芽後日照が強いと葉焼けを起こしやすいので遮光ネット等で皮膜します。
球根は上部が完全に枯れてから掘り取り、殺菌剤等で消毒後貯蔵します。
管理にもよりますが秋には3〜4cm、約2g程度の球根が得られます。

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