いいだ人形劇フェスタ2004

その1 人形劇の様子 7月31日(プレフェスタ)
・8月4日(前日)

今年もフェスタのレポートです。フェスタについての大まかな説明は昨年のものをご覧下さい。
今年はてんしょうも1歳児。朝から晩まで連れて歩いて、出先でおにぎりを食べながら、見て見て、見倒しますよ!!
そしてこうようは今年から、ワッペンもチケットも必要です。子ども料金の設定がないので、ワッペンと有料チケット代合わせて家族中でウン万円…旅行に行った、と思って、へそくりを注ぎ込みました。

感想などはあくまでも、7・5・3・1才の子どもとともに見る、私の視点によるものです。我が家がどう楽しんだか、という主観にも偏っています。
また、音楽が生演奏だったり、歌が上手だったりというだけで、異常に喜びます。
どの劇団も一生懸命やっているので、批判はしません。しかし好みもありますし、写真撮影不可はおのずとその劇団に割くスペースが小さくなります。

 7月31日 朝10時〜 今田人形の館

フェスタに先立って開催される「プレフェスタ」は、市内3会場で催されました。私達が行った会場は、一番中心地から離れた人口の少ない地区だったためか、お客さんは60人ほど。もったいなーい。でも贅沢〜。一番前に陣取って堪能しました♪
我が家は皆で出かけました。その後用がある夫まで、「見てから出かければ」と引っ張って行ったのですが、夫、重要な役目をになうことになるとは思いもよらず…。(この辺はこの日の日記にて)

 平常☆人形劇ライブ
 「ジャンピングラビット!!」  
(ワッペンのみ)
人形と新聞紙、トランクだけで演じる1人芝居。
新聞紙は山にも星にも空飛ぶ新聞じゅうたんにも、ケータイにもノートPCにも…あらゆるものに変身。

←北極?南極?にて、寒がっているところです。 新聞紙は服代わり。
詳しいレポートはこちらです。


 8月4日 夜7時〜 長野トヨペットIIDAショールーム

フェスタでの公演ではないのですが、5・6・7日とそれぞれ1回ずつの公演を予定している、「人形芝居くりちゃん」が、4日から飯田入りし、ここで無料公演を行う、ということを公式ガイドブックの広告欄で知りました。
このショールームの客寄せですが、なかなか粋な取り計らいですよね♪というわけで、ありがたくお邪魔しました。マツダMPVで乗り付けて、営業の皆さんにニコニコとで迎えられるのはちょっと恐縮ですけどー。
夜、しかもクーラーが効いている〜。汗だくで観劇、が普通なので、実に快適でした。

 人形芝居くりちゃん
 「トラえもん/ぬればやまのちいさなにんじゃ」  
(無料)

「トラえもん」は腹話術です。小さい子には、おやじギャグが通じなかったかな?大人は楽しめました。

ハナシを聞く、でなく、見る、のだよ、と言って、トラえもん、口をぱかっ、とか…。
もっと気の聞いた話をしろ、と言われ、8月3日に聞いた話だよ、とか…(わかります?) (ネタバレしないよう、これも反転です)。

「ぬればやまのちいさなにんじゃ」は、ご存知、かこさとしさんの原作のものです。講談のような語りが聞きやすく、ストーリーが自然と頭の中に入ってきます。
人形がとってもいい!作りもきれいだし、動きも自然で、ほうきで掃除するところなんか、人間のようでした。
藍染の幕や、麻ののれん、衣装などコーディネートも素敵で、くりちゃんの世界のこだわりを感じさせました。

天狗に忍術を教えて欲しい、と頼みます。
              この「黒鬼」にこうよう、泣きました…。 
あきち、踏み潰されそうです!
トイレが舞台横にあったので、子どもをトイレに連れて行く人が視線に入ったり、そもそもショールームなので、舞台の向こうでお仕事をしている人が出入りしたりするのが見えたり。客席も落ち着きがない感じでしたが、くりちゃん、ざわついている時も落ち着いて芝居を続け、いつの間にかちゃんと皆を惹きつけている…といったようで、すばらしかったです。
鬼が出てきた時は、前の方の子どもが後ろへ逃げました。迫力でした〜!

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