塩水選から出芽まで
地域の農業関係団体などから、種籾を入手したら、塩水選を行なって充実した種籾を選びます。卵がちょうど浮くぐらいの塩水に、籾を入れてよくかき混ぜ、底に沈んだ籾を水でよく洗って種籾とします。塩水選から出芽までの流れは下図のとおりです。
種子消毒:発芽から育苗時の発生するバカ苗病などの病害虫を防除するために、種子消毒を行ないます。一般的には薬剤を用いて消毒しますが、60℃のお湯に5分間ほど浸ける温湯消毒という方法もあります。
浸種:そろった発芽をさせるために、種籾を水に浸して、発芽に必要な水分を十分吸収させることを浸種といいます。浸種には、種籾の中にある発芽阻害物質を溶出させて除去する効果があります。
播種
まず播種(種播き)をする苗箱を用意します。JAで販売している稲の苗箱が利用しやすくおすすめですが、自作してもよいでしょう。
大きめのバットにビニールを敷き、この中に小型のバットを置き、小型のバットに土を3cm程度入れて表面を平らにします。この苗箱に種を均一に播き、十分に水を与えてから、籾が隠れる程度に土をかぶせます。
※バカ苗病:苗が徒長(とちょう:やわらかく長く伸びること)し、葉は黄色くなって枯れてしまう。対策として、塩水選で未熟籾、病籾を除去し、種籾消毒を行なう。
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