コムギは世界中でいろいろな食べ方をされています。長野県にもうどん、おやきをはじめとしたコムギを使った伝統食が数多くあります。
01)世界におけるコムギの食べ方
02)日本におけるコムギの食べ方
03)長野県におけるコムギの食べ方
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人類がそれまでの狩猟採集生活から、農耕と牧畜の生活を始めたのは、1万2千年前と考えられている。地球の寒冷化と食料の減少、人口の増加と乱獲によるマンモスなどの絶滅がその理由とされている。
最古の栽培ムギは1万1千年前のヨルダン川流域の遺跡から見つかっているが、人類がムギを食べはじめたのはそれよりはるかに古く、2万3千年前のパンづくりの跡がガラリア湖西岸で発見されている。野生のムギを豊富に利用できる時代が長かったことがうかがえる。
コムギはもっとも早くから人類が利用してきた穀物であり、現在でも栽培面積が最大の作物である。乾燥に耐え、雑草や病害虫にも強い。石臼で挽くだけで簡単に粉が得られ、世界中でその地方独特の食べ方も発達している。
世界におけるコムギの主な食べ方
| 地域 |
食べ方 |
材料と調理法 |
| インド、中央アジア |
チャパテイ |
小麦粉と雑穀の粉をまぜて生地をつくり、平たくのばして、鉄板で焼く |
| 西インド、中央アジア |
ナン |
野生酵母で自然発酵させた生地を、壷形の釜の内壁にはりつけて焼く |
| 西アジア、エジプト |
タンナワー |
ナンより薄く、クレープのようにおかずを包んで食べる |
| アフリカ北部 |
ホブス(アラブパン) |
発酵させた薄い生地を高温のかまどで、短時間で焼く |
| ヨーロッパ |
西欧パン |
酵母で数時間発酵させてからオーブンで焼く |
| イタリア |
パスタ |
デュラムコムギを挽いたセモリナ粉を練って押出成型し、乾燥させる |
| 中国とその周辺地域 |
饅頭(まんとう) |
小麦粉でつくった生地を酵母で発酵させて蒸す |
| 餅(ぴん) |
小麦粉を練った生地に果実やネギ、香料などを混ぜて焼いたり揚げたりする |
| ギョウザ、シュウマイなど |
小麦粉の生地で野菜や肉などを包み、焼いたりゆでたりして調理する |
| 麺(めん) |
小麦粉を水で練って薄くのばし、細くきる。うどんの類 |
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