採れたてサラダは、目にも、おなかにもおいしい

サラダ街道〜安曇野クルージング

 リゾート客でにぎわう諏訪湖畔のまるめろ(かりん)並木に足を止め、その木の実を原料にしたキャンディーの優しい甘さで旅の疲れを癒した私たち。 次に目指すのは、ぶどうとワインの里、桔梗ヶ原です。たわわに実るぶどうたちが、 やがて香り高いワインに生れ変わるのだろうと思うと、なんだかワクワクしてしまいます。

 ここから穂高のわさび田まで、「日本アルプスサラダ街道」を走ります。その名の通り、天然サラダさながらに、野菜やフルーツの畑が延々と続く、 さわやか満点の道なのです。広い畑に幾筋も並ぶ緑のストライプが美しい、露地植えのキャベツ、レタス。ゴロリゴロリと畑に遊ぶ下原スイカ。手もぎの快感を楽しみたいりんご。 炊きたてのご飯が恋しいながいも・・・。澄み切った青空の下で育つ野菜たち、フルーツたちはなんてヘルシーなのでしょう!農家の方にお願いし、目の前の旬を手にとった私たちは、 オリジナルサラダを作って食べてみました。信州の高原をまるごとほおばっているような、贅沢な心持を味わいました。ドレッシングは、もちろん天然わさび入りです。

 安曇野から大町にかけては、信州きっての米どころ。雄大な北アルプスを背にした田園風景は、四季を通じて私たちの目を飽きさせることがありません。そのおおらかな眺めと土の香りも、とびきりのごちそうなのだと知りました。

 もう少しすると、整然と整備された黄金色の稲穂の中を、大型のコンバインが刈り取りを始めるのでしょうか。安曇野に来て、忘れかけていた日本の景色を見る思いでした。

 こんなに素敵に思える農業を、自分たちの手で体験できる施設もあると聞き、私たちは、ぼうずやまクラインガルデン(市民農園)へと車を走らせました。ラウベ(休憩小屋)を利用して滞在しながら、 野菜などの栽培方法を指導してもらい、実際の農作業を経験するという施設です。土をつくり、野菜を育て、収穫したものをおいしくいただく。心のこもった案内と指導のひとつひとつに、農業の真髄を見た思い。見て、実際に経験して、 食べて・・・。近くの平飼い卵を食べながら、この信州の旅が、一層意義深いものに思われて、とてもうれしくなりました。

 さて、長野は善光寺での合流を約束し、中央フリーウェイで信州入りした友人たちの旅もなかなかのもの。

「緑豊かな飯伊〜木曾めぐり」 「天竜川に沿って、伊那谷から諏訪へ花めぐり」 「八ヶ岳山麓〜東信州高原エリア」
「西山地方、山村を走る」 「くだもの街道沿いに北信濃へ」 「旅の終わりは奥信濃」



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